はんなり京塾〜MIYAKOJYUKU〜

京都在住のお香や京KOUを制作しているマコトが京都検定を含め京都の様々な情報を発信しています。

【保存版!京都検定向け】京都の行事月別まとめの1月編

はんなり京塾〜MIYAKOJYUKU〜です

はんなり京塾では

京都検定の2級・1級の勉強をするため

(関心がある皆様を巻き込みたくて笑)

新たにブログを書き始めました。

 

実際に見て回って勉強したことを中心に書きます

ただ、備忘録としても残しておきたいので

単に情報を羅列している場合もありますがご了承ください。

少しずつ記事間の連携を作る予定です。

こんな方におすすめです

京都検定を勉強されている方

京都検定に興味ある方

③ちょっとディープな京都を知りたい方

 

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今日は京都の行事の中で1月分を整理します。

まずは有名な行事を整理し、後々マイナーな行事も追加予定です。

参考文献は最後に

 

 

1月

月日と行事名と内容、開催場所、一言メモ、ブログ記事

1日〜3日

皇服茶(おうぶくちゃ)

空也上人が京都に疫病が流行した時、薬茶を振る舞い、それを村上天皇も飲んだ(服した)ことからこう呼ばれる

六波羅蜜寺

 

この場所の関連行事

・8月8日〜10日、16日:六波羅蜜寺 万灯会

・12月13〜31日:空也踊躍念仏(かくれ念仏)

その他:六波羅蜜寺について詳しくはこちら

makotolabo.hatenablog.com

 

一言・関連

西国三十三所観音霊場札所:第17番補陀洛山 六波羅蜜寺 十一面観音

・洛陽三十三所観音霊場札所:第15番 十一面観音

・ちょうど六波羅蜜寺の前の通りを北に上がったところにある「六道之辻」から東は異界(死者の国)と言われていたらしい。(実際に東には鳥辺野などの葬送の地がある。)

・近くには六道珍皇寺(8月7日〜10日:盂蘭盆会の六道まいり)・冥土通いの井戸(小野篁)がある。

・ちなみに六道之辻近くの西福寺の門前の飴屋「みなとや」に纏わる京菓子は「幽霊子育て飴」で、その幽霊は高台寺京都検定に出題されている)のお墓に帰っていったと言われている。

高台寺は子を大事にするという語呂からか。)

その他:六波羅蜜寺について詳しくはこちら

makotolabo.hatenablog.com

 

その他:西国三十三所観音霊場札所の一覧はこちら(執筆中)

その他:洛陽三十三所観音霊場札所の一覧はこちら(執筆中)

その他:都七福神の一覧はこちら

makotolabo.hatenablog.com

 

その他:京菓子の歴史についてはこちら

 

makotolabo.hatenablog.com

 

 

その他:京菓子の種類と由来の後編についてはこちら(執筆中)

 

 

 

3日

かるた始め式

能舞台で行われる一年で最初のかるた取り

八坂神社

 

この場所の関連行事

・7月1日〜31日:祇園祭祇園祭について詳しくはこちら執筆中)

・7月13日:長刀鉾の稚児社参に稚児餅(ちご餅)を供える

・12月31日:をけら詣り(漢字:白朮詣)

その他:八坂神社について詳しくはこちら(執筆中)

その他:京菓子の歴史についてはこちら

 

makotolabo.hatenablog.com

 

その他:京菓子の種類と由来の前編についてはこちら

 

makotolabo.hatenablog.com

 

 

一言・関連

・八坂神社=祇園社牛頭天王社

祇園祭は八坂神社(祇園社)の祭礼で祇園会・祇園御霊会とも呼ばれる

四条通の東は八坂さん、西は松尾大社で試験に出ることがある

・ちご餅は二軒茶屋中村楼代々氏子によって献上

ちご餅はここで7月13日〜31日まで食べられる。

ちご餅に由来した祇園ちご餅を三條若狭屋で食べられる(お店の場所は三条会商店街の堀川通入口のところ。バス停堀川三条のすぐ前)

・忠盛燈籠:白河法皇平忠盛と一緒に祇園社を歩いていた時の話。冷静沈着な忠盛が、灯籠に火を灯す僧侶を斬らずに済んだ。

その他:八坂神社について詳しくはこちら(執筆中)

その他:京菓子の種類と由来についてはこちら(執筆中)

 

4日

蹴鞠初め

奈良時代に中国から伝来した蹴鞠。6〜8名が一座となって鹿皮でできた鞠を相手が受けやすいように優雅に蹴り続ける。

下鴨神社

 

この場所の関連行事

・5月3日:流鏑馬神事(葵祭の前儀)

・5月15日:葵祭京都三大祭

・7月土用丑の日:御手洗祭

・9月中秋:名月管絃祭

・みたらし団子(○ー○○○○ーー):亀屋粟義(加茂みたらし茶屋)で販売

その他:下鴨神社について詳しくはこちら(執筆中)

その他:京菓子の歴史についてはこちら

 

makotolabo.hatenablog.com

 

その他:京菓子の種類と由来の後編についてはこちら(執筆中)

 

一言・関連

世界遺産、山城一之宮、社叢は糺の森

(cf. 元糺の森、元糺の池:蚕ノ社木嶋坐天照御魂神社))

下鴨神社賀茂御祖神社賀茂社の下社)で上賀茂神社賀茂別雷神社賀茂社の上社)

・蹴鞠は飛鳥井流・難波流といった流派がある。

・蹴鞠というと、白峯神宮が有名で、蹴鞠・和歌の宗家である飛鳥井家の邸宅があった。末社の地主社として蹴鞠道の神である精大明神を祀っている。

京印章-印納社

その他:下鴨神社について詳しくはこちら(執筆中)

その他:世界遺産について詳しくはこちら(執筆中)

 

1月申の日から三日間(2024年は9~11日)

祝園の居籠祭

武埴安彦が討伐された地で戦死者の霊を鎮めるためのお祭りである。

祝園神社

 

この場所の関連行事

・2日目の夜に大松明が焚かれる

・3日目の昼に綱引き

・12月の申の日に大松明、小松明の準備

 

一言・関連

・居籠祭は別名「音なしの祭」とも言われ奇祭として知られており、京都府民俗無形文化財に指定されている。

 三日間は門戸を閉じ、井戸の水は汲まず汲み置きにし、家の内外の掃除もせず、米も洗わない。  釜の蓋は縄で十字に縛り、すべての音の出ないよう充分工夫し、煮炊きをせず、前日までに作った精進料理を食べ斎戒沐浴し、ただ、お祈りの神事を行っているのが音なしの祭ともいわれる所以である。

引用元:『祝園神社由緒沿革といごもり祭』宮城利武

 

 

10日(8~12日)

十日ゑびす大祭(初ゑびす)

商売繁盛のお祭り。8〜12日でお祭りの名前が違うので注意。

京都ゑびす神社恵美須神社

 

この場所の関連行事

・10月20日:二十日ゑびす大祭(ゑびす講)

その他:恵美須神社について詳しくはこちら

makotolabo.hatenablog.com

 

一言・関連

・8日:招福祭、9日:宵ゑびす、10日:初ゑびす、11日:残り福、12日:撤福祭

・吉兆笹や初ゑびすの行事詳細については恵美須神社の記事で。

祇園町と宮川町の舞妓さんによる福笹授与

都七福神の恵美須神。七福神の信仰は京都が発祥と言われいる。

その他:都七福神について(恵美須神社記事内)詳しくはこちら

makotolabo.hatenablog.com

その他:花街について詳しくはこちら(執筆中)

その他:恵美須神社について詳しくはこちら

makotolabo.hatenablog.com

 

14日

法界寺裸踊り

修正会の結願行事。牛王札の授与がある。踊りの下帯は妊婦の腹帯として篤い信仰がある。

掛け声は「頂礼・頂礼」

 

法界寺

 

この場所の関連行事

・特になし

一言・関連

親鸞うぶ湯の井戸・ゑな塚がある

日野誕生院も近くにある

・更に奥に行くと(東方向)方丈石がある

・道が細く、駐車場も1〜2台入れるかというくらい

日野誕生院行のバスあるので東西線石田駅からバスか徒歩がオススメ

 

15日に近い日曜日

楊枝のお加持

浄水に柳の枝を浸してその水を頭に振りかける秘儀。頭痛に効くと言われ平安時代から続く。

三十三間堂(蓮華王院)

 

この場所の関連行事

・同日:通し矢の弓の引き初め

その他:三十三間堂について詳しくはこちら(執筆中)

 

 

一言・関連

・本堂の母屋正面の柱間の数が三十三

・柳のまつわる伝説の1つが生まれた要因らしい

・京都における鎌倉時代和様の代表的遺構

・千手観音坐像は湛慶によるもの

・洛陽三十三所観音霊場札所:第17番 千手観音

 

その他:洛陽三十三所観音霊場札所の一覧はこちら(執筆中)

その他:三十三間堂について詳しくはこちら(執筆中)

 

21日

初弘法

毎月21日に境内一円に多数の露店が並ぶ。弘法市は「弘法さん」の名で親しまれている。一年で最初の縁日なので初弘法と呼ばれる。

東寺(教王護国寺

 

この場所の関連行事

・12月21日:終い弘法

・月初の日曜日:ガラクタ市

その他:東寺について詳しくはこちら(執筆予定)

 

 

一言・関連

世界遺産

・3月21日に弘法大師空海が入定したことを偲び、毎月21日に縁日が開かれる

・21日は御影供法要が営まれる

都七福神毘沙門天

・弘法さんが晴れやったら天神さんは雨や

その他:都七福神について詳しくはこちら

makotolabo.hatenablog.com

 

その他:東寺について詳しくはこちら(執筆予定)

その他:世界遺産について詳しくはこちら(執筆中)

その他:京都のことわざについてまとめはこちら(執筆中)

 

25日

初天神

承和21年(845年)6月25日生まれ、延喜3年(903年)2月25日に亡くなった菅原道真を偲び、毎月25日を縁日とする天神市が開催される。「天神さん」の愛称で年初めが初天神といわれている。

北野天満宮

 

この場所の関連行事

・2月2〜4日(立春前日):節分祭

・2月25日:梅花祭

・10月1日〜5日:瑞饋祭

・11月26日:御茶壺奉献祭

・12月1日:北野天満宮献茶祭

・12月25日:終い天神

その他:北野天満宮について詳しくはこちら(執筆予定)

その他:花街について詳しくはこちら(執筆中)

 

 

一言・関連

室町時代連歌の中心地、豊臣秀吉による北野大茶湯天正15年:1587年)

・慶長8年(1603年)に出雲の阿国が社前で歌舞伎を披露し、歌舞伎発祥の地

上七軒:毎年春に北野をどり(五花街中最古)

・弘法さんが晴れやったら天神さんは雨や

・粟餅:粟餅所澤屋

・長五郎餅:北野大茶湯で秀吉に賞賛

↑どちらも美味しい。粟餅はバス停付近で人が結構並んでる。

 

その他:花街について詳しくはこちら(執筆中)

その他:京都のことわざについてまとめはこちら(執筆中)

その他:京菓子の歴史についてはこちら

 

makotolabo.hatenablog.com

 

その他:京菓子の種類と由来についてはこちら(執筆中)

その他:北野天満宮について詳しくはこちら(執筆予定)

 

 

最後に参考文献をご紹介しますが、1月の京都の主な行事のまとめは以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

参考文献のご紹介

今回参考にした書籍は

京都・観光文化検定試験公式ガイドブックです

 

京都検定では公式テキストでもあるので

これは必読書ではありますね。。。

この書籍から3級は90%以上、2級は70%以上出題されます。

 

②江戸時代京都名所事典

 

タイトルの通り江戸時代に発行された、いわゆるガイドブックに載る記事を中心に紹介してくれています。

京都は江戸時代もしっかりと観光地だったんだと改めて実感します。

 

③重ね地図で読み解く京都1000年の歴史

 

エリアとルート別でその付近の歴史や史跡をエピソードと共に紹介してくれていて面白いです。昔の地図と重ねて自分がどこに住んでいるのかや、どこを歩いているのかを見ながら散歩しても面白いと思います。

 

他にも参考にさせていただいている書籍がありますが、別の記事で紹介させていただきます。

 

必読書とは言っても

別に公式ガイドブックを否定もしないですし、試験範囲の情報は網羅されているため非常にありがたい本です。

ただ、いきなり最初から分厚い本を読み進めていっても、瞬間的な知識にはなっても試験が終わったら忘れるといった感じになりやすくなってしまうかもしれません。

 

私なりに再構築します

このブログでは、私なりに

公式ガイドブックと実際に訪問するなどフィールドワークを中心に

整理していきますので、

「この方法だと覚えやすいかも」

などと思ってもらえたら

是非読者登録・ページをブックマークをしていただけると嬉しいです。

これからもよろしくお願いします。

 

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