はんなり京塾〜MIYAKOJYUKU〜です
はんなり京塾では
京都検定の2級・1級の勉強をするため
(関心がある皆様を巻き込みたくて笑)
新たにブログを書き始めました。
実際に見て回って勉強したことを中心に書きます
ただ、備忘録としても残しておきたいので
単に情報を羅列している場合もありますがご了承ください。
少しずつ記事間の連携を作る予定です。
こんな方におすすめです
①京都検定を勉強されている方
②京都検定に興味ある方
③ちょっとディープな京都を知りたい方
是非読者登録お願いします!
今日は京都の季節や行事に欠かせない京菓子。
数もありますが、全部回りたいお店が揃っています。
季節限定もありますので一年を通じて楽しんでほしいです。
参考文献は最後に
京菓子の歴史について
京菓子と上菓子
京菓子という名は江戸時代に関東で呼ばれていたそう。
京都では、朝廷へ献上菓子として発展したことから「上菓子」と呼ばれていたと言われています。
京菓子と唐菓子
唐菓子はからくだものと読み、遣唐使が持ち帰ったものが始まり。
基本的には油で揚げる製法が多い。
八種唐菓子
梅枝(ばいし)
桃枝(とうし)
餲餬(かっこ)
桂心(けいしん)
黏臍(てんせい)
饆饠(ひちら)
鎚子(ついし)
団喜(だんき)
画像の引用は日本和菓子協会
(http://www.wagashi.or.jp/monogatari/shiru/rekishi/)
その他、餛飩(こんとん)、索餅(さくへい)、煎餅(せんべい)
などがあり、平安時代には20種類ほどあったと言われている。
神饌として継承
今でも団喜として、
清浄歓喜団
として親しまれている。
点心と京菓子
栄西禅師が禅と共に茶を持ち帰って、喫茶や点心の風習が始まったと言われている。
点心とは
点心は決まった時間以外にとる間食で
お茶と一緒に
饅頭・羊羹・水繊・水晶包子・索麺
などを食べたそう。
羹類は現在の羊羹
水繊は葛切り
水晶包子は葛饅頭
などに変化した。
(京菓子の源流とも言える)
ちなみに当時の点心は砂糖が高級だったため甘くないものが主流。
南蛮菓子と京菓子
ポルトガル人との交易で室町時代に伝来した南蛮菓子は京菓子に大きな影響を与えたと言われている。
南蛮菓子(出題されたことあり)
- 有平糖
- カステラ
- 鶏卵素麺
- 金平糖
- ボーロ
当時のお菓子と大きな違い
・砂糖を大量に用いる
・卵や油を用いる
→甘くて美味しいお菓子でキリスト教の布教を進めた
京菓子が花開く
江戸時代の元禄の頃になると、それまでの上流階級の嗜好品から庶民へと普及し始めたころに京菓子が大成したと言われている。
1775年(安永4年)には菓子屋を248軒に制限する上菓子屋仲間ができたことや、茶の湯の発展に伴い、京都の菓子の技術が向上し文学性や芸術性が込められるようになった。
茶の湯の菓子
濃茶:主菓子(蒸・生菓子)
薄茶:干菓子(落雁・煎餅・有平糖)
最後に参考文献をご紹介しますが、1月の京都の主な行事のまとめは以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考文献のご紹介
今回参考にした書籍は
京都・観光文化検定試験公式ガイドブックです
京都検定では公式テキストでもあるので
これは必読書ではありますね。。。
この書籍から3級は90%以上、2級は70%以上出題されます。
他にも参考にさせていただいている書籍がありますが、別の記事で紹介させていただきます。
必読書とは言っても
別に公式ガイドブックを否定もしないですし、試験範囲の情報は網羅されているため非常にありがたい本です。
ただ、いきなり最初から分厚い本を読み進めていっても、瞬間的な知識にはなっても試験が終わったら忘れるといった感じになりやすくなってしまうかもしれません。
私なりに再構築します
このブログでは、私なりに
公式ガイドブックと実際に訪問するなどフィールドワークを中心に
整理していきますので、
「この方法だと覚えやすいかも」
などと思ってもらえたら
是非読者登録・ページをブックマークをしていただけると嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
グループ参加してます!
もしよろしければクリックお願いします!