はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」
MAKOTO LABO ワタナベマコトです
今日の京都は風が涼しく、猛暑も一時中断してくれているようです
本日はお題拝借したブログになります
(締め切りは過ぎてしまいました😭)
少々長めですがお付き合いください
テーマ
わたしとインターネット
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はじめに
わたしはインターネットに違和感を覚えています
現在わたしのメインの仕事や生活は、インターネットがなければ成立しません
・HP制作
・ロゴ制作
・写真や動画の撮影や編集
どれもインターネットに依存しています
心掛けていること
このような仕事をする際、私には心掛けていることがいくつかあります
例えば
『ネットの情報だけでなく、店頭などに行き直接触れられる仕組み作りをする』
『依頼者も気がつかなかった、依頼者の強み(サービスや商品など)を表現したい』
といったものです
ただ、これらの根元にあるものは
ネットを盲目的に信じていない
ということだと思っています
いつからでしょうか
・回覧板を見なくなったのは
・ご近所の掲示板を素通りするようになったのは
・調べ物のために図書館に行かなくなったのは
・家族や友人、近所の人の知恵を借りなくなったのは
そして
・ネットで言われていることを安易に信じるようになったのは
きっかけ
わたしにとって日々の生活の中で持っていた、インターネットについてのモヤモヤが、「不信感」だと分かったきっかけがあります
それは
2011年3月11日 東日本大震災
です
その時の情景、家族との会話など話せばキリがないので割愛します
私が驚いたこと
当時SNSを見ていて驚いたのは
・インターネット上で様々なデマが横行し、真実が埋もれてしまうだけでなく、デマの伝播速度が異様に速い
・デマと真実がまるで試験の正誤問題のように一部がデマで一部が真実のような呟きが拡散されていく
・目の前にいる家族や友人の話よりもネット情報を信じて疑わない
といったことでした
デマの変質
最初のうちは、どう考えても嘘だとわかるようなものばかりだったのに
福島での原子力発電所事故から
より巧妙になってきたことを記憶しています
変質の原因
目に見えないもの(放射性物質や放射線について)に対する不安の現れなのかもしれません
そのように不確実であれば、尚の事どうとでも言えてしまうために変質してしまいます
研究の方向性が変わるきっかけ
地震や原発事故が引き金になりましたが、インターネットについて考えることで、研究する方向性にも影響を及ぼしました
私は2011年4月から大学院で研究を開始したのですが、社会医学の中でも公衆衛生学や予防医学に専門分野を変えるきっかけになりました
研究した上で
研究内容に、放射線医学も入っていたので勉強や実験をした時、改めてデマの不安の煽り方に対する巧妙さや悪質さがわかるようになりました
インターネットと噂話
インターネットでデマなどが出現する場合、多くが匿名によるものです
匿名性について、ここでは触れませんがインターネットとは切っても切れない部分です
しかし、匿名とはいえ、それだけの根拠や自信などが、どこにあるのか不思議なくらい堂々と、デマを真実に織り交ぜて、すべて真実であるかのように発信していますよね
確かに
・〇〇さんが言っていた
・□□先生が話しているのを聞いた
など
インターネットが発達する以前からある噂話と似ている上に、その時から発信力のある方が地域ごとにいた気がします
ただ、インターネットの普及以前は伝播領域がそれほど広くなく、まだ真偽を修正できる可能性が残っていました
しかし、今は
情報の正しさを問うこともせず
疑問にも思わず
良かれと思って
家族や友人を含めた第三者に流してしまう
ことで
その伝播領域はネットの広大な海に広がってしまいます
そうする事で
インターネットの様々な情報が
いつの間にか家族よりも近くで信頼を得るだけでなく
さも最初からいたかのように振る舞っています
特に最近
ネットニュースによる
不要な情報への強制的な誘導
には辟易しています
ニュースと謳いながら
・誰が書いたかわからない
・情報元がわからない
・伝える(書いている)人の意思が不明
・一方的な意見というより人の心を煽り焚きつけ傷つける
など、致命的な欠陥があるにもかかわらず、そのまま世の中に流してしまっている状況です
私たちにできること
インターネットにアクセスすると、本当に様々な情報を昼夜問わず投げ込まれてきます
その情報の海の中、私たちは情報を取捨選択しなければなりません
勿論メリットも
インターネットにさえ繋がっていれば、情報に触れるという意味で地域差がなくなり、機会が均一化されることは大切だと思います
遠くない未来?
私は押井守さんの『イノセンス』(2004年頃)が好きなのですが、この映画の中では、脳を機械化しパソコンのようにインターネットに接続させる事で、記憶をネットに保存できるようにもなっています
作中では
脳を電脳化し、記憶を外部装置に保存し始めてから、空想と現実の境界が曖昧になった
今は現実なのか、家族がいると思っているのは自分だけで、1人何もない部屋にいて夢を見ているだけなのか
という事を言っていて
遠くない未来に現実になり得るのかなと思いつつ、今でもインターネットとの付き合い方を考えさせられる作品です
私たちに必要なのは
自分の価値観、考え、生き方について、いいものは取り入れるべき時もあります
しかし、情報という波に飲み込まれないように、自分の核を持つことが本当に必要になってくると思います
でないと、その考え、行動、生き方が自分のものであると実感できなく時がくる可能性があるからです
私とインターネット
最初に少し触れましたが、私はインターネットを用いた仕事をしているからこそ
・依頼者の思いを依頼者に合った形で伝えられるような
・閲覧者が商品やサービスに直接触れたくなるような
・依頼者が気がついていなかった魅力を発見し発信できるような
そんな提案やHP作りをしたいです
そして、
依頼者が本来やるべきことに専念でき、インターネットに関して依頼者の幅広い疑問を解決できる『よろづ屋さん』のようになりたい
と思っています
最後に
いかがでしたか?
いつも書く内容とはかなり違っていたかと思います
(読者辞めないでください笑)
でも、たまには、考察などを含め
こんな話をブログでさせてもらえたらと思います
皆さんも素敵なおうち時間&おそと時間を楽しめますように
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